設計図書とは、建築基準法や建築士法に定められた建築物・敷地・工作物の工事用図面と仕様書のこと。設計内容が記された書類全般を指す。
設計図書は、見積りや施工においても欠かせない重要な書類で、大きく分けて「構造図」「設備図」「外構図」「意匠図」の4種類あり、工事によって必要となる設計図書が分かれている。
元請けが作成する設計図書は積算用に作られており、施工用ではないため、現場では必ず修正が入る。電気・設備と建物の取り合いが起こることは多々ある。
その他、自然環境が相手の土木では、土質、水流、木々の影響で設計図書は当たり前のように変わる。このため、請負業者が設計図書の照査(点検)を行なうことが義務づけられている。
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