q-NAVIGATORとは、小堀鐸二研究所/Takusuによって共同開発された地震後における中高層ビル向けの被災度判定システムのことで、原理的には、ビル内に設置された複数の加速度センサー(地震計)により、当該設置フロアの震度/最大加速度、ならびに、安全(緑)/要注意(黄)/危険(赤)の3段階で躯体の判定結果(被災度/安全度)を推定/表示するものである。尚、q-NAVIGATORはS造/SRC造/RC造のいずれにも適用可能で、防災センター/管理室に設置されたシステム本体からパソコン画面を通じてモニタリングするものであるが、遠隔サーバーによる常時監視、クラウド機能により複数棟の集中管理も可能とされる。ちなみに、8階建ての場合、加速度センサーは4台設置が目安とされ、低価格で導入できることが特筆される。
q-NAVIGATOR
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