SSDとは、スーパー・スロッシング・ダンパーの略称で、強風時の横揺れを二分の一以下に減少させる制震装置をいう。スロッシングとは、原理的には、軽量なタワー型建築物の最上階に水を入れた容器を置いて振動させ、容器内の液体が揺れて波打ったりする現象のこと。石油などの大型貯槽タンクでは、一旦液体が揺れ始めると容易に治まらず、容器に局部的な衝撃力が働く原因になっていた。SSDは、この現象をヒントに考案され、容器の直径に対して水深が極めて浅くなるよう工夫したことで、液体の揺れを早期に治めることができるとされた。
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