Xtendam(イクステンダム)とは、日立機材によって開発された中低層新築改修向けのパネル型制震用鋼板ダンパーのことで、原理的には、壁/柱/梁間に塑性変形部(X形状)を設置/高力ボルトで取り付けることで、地震の揺れを吸収するもので、従来型の座屈拘束ブレースに比べ、コスト低減(約15%)に寄与するものである。尚、Xtendam(イクステンダム)は、S造/RC造/SRC造に適用可能とされ、かつ求める性能に応じ塑性変形部の高さ(150mm/200mm/250mm)×各4種類=計12種類のラインナップがある。ちなみに、ハイビルダムは日立機材によって開発された油圧式制震ダンパーのことで、Xtendam(イクステンダム)と併せ今後の地震対策のデバイスセグメントとして導入拡大が期待される。
Xtendam(イクステンダム)
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