シンガポール工事発注形式とは、計画を発意したオーナーが、建築家、構造設計者、M&Eコンサル、積算査定士などと直に契約し、まずそのプロジェクトの設計と入札書類を作成させた後に工事を分離発注する形式のことである。施工時には、オーナーと契約した各コンサル(設計)が工事の進捗に合わせて厳しい監理を行うとされる。またゼネコンはオーナーの決めた指定業者を使うことになる。永く英国の統治下にあったシンガポールは、政治・経済・文化の各面に英国色が残り、とりわけビジネスではその名残が強いとされる。工事発注形式も分離発注かつ完全な競争入札が徹底されている。これまでも本格的な設計/施工の発注はなく、ましてや特命などは思いもよらない社会といえる。
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