バーチャル立体保安標識とは、敷くだけで夜間でも立体的に視認できる立体標識のことで、従来型のカラーコーンによる設置時の車両突入事故の多発を受けて、住電オプコム株式会社によって開発されたNETIS登録技術のことである。バーチャル立体保安標識はシート構造(厚み3mm;6kg/450mm×600mm)のため、折り畳み/設置/撤去/運搬が可能、10m離れた時点で運転席(高さ1.2m)において最も立体的に視認できるような立体錯視を利用したとされる。尚、バーチャル立体保安標識は平均風速10m/s以下、路面温度0℃~60℃、制限速度80km/h以下で巻き上げ/吹き上げなどがないと評価試験で安全性が実証されている。ちなみに、カスタムデザインにも柔軟に対応できるため、バーチャル立体保安標識の適用促進が期待される。
バーチャル立体保安標識
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