盛土の施工(敷均し及び締固め)とは、盛土の厚さ、材料によって規定があり、特に、締固め厚さと敷均し厚さに関しては、それぞれ路体・堤体の場合(30cm以下、35~45cm以下)、路床の場合(20cm以下、25~35cm以下)とされる。また、一般盛土材料の敷均し厚さは、薄く一様にすることで定性が保たれるとされるが、建設機械(例:ブルドーザ)によっては運搬土量が不明確となるため、厚さの確認が難しい場合も存在する。尚、高含水比粘性土を盛土材料として使用する場合は運搬機械によるわだち掘れが生じやすくなり、スクレーパ及びショベル+ダンプトラック施工の際には、敷均し厚さの把握は出来るものの、盛土の荷卸箇所に直接乗り入れることが出来ないため、運搬路付近より盛土箇所まで材料を二次運搬する必要が生じてくる。
盛土の施工(敷均し及び締固め)
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