移動式発破防護バルーンとは、トンネル坑内における発破作業時の飛び石(粉じん/後ガス)低減装置のことで、西松建設によって開発された。原理的には、バルーン部(アラミドシート)とフレーム部(ダンパー機構)によって構成され、切羽付近に設置して飛び石を封じ込むことで坑内への拡散を防止するものである。尚、迅速に展開/収納して2tトラックに搭載可能とされる。ちなみに、昨今では連続ベルトコンベヤーシステムによるずり搬出によって高速掘進を見込むものだが、逆に切羽からクラッシャーまでの運搬距離が長いために所定の掘削速度が確保しにくい課題があったが、移動式発破防護バルーンによってずり処理時間の大幅な短縮と効率的な粉じん除去が可能とされる。
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