耐候性鋼とは、鉄の欠点の一つに錆がある。この錆は普通水と酸素の作用によって出来、これが鉄内部に進展し、また錆は膨張するので、鉄筋コンクリートでも雨水が浸透すると鉄筋が錆、その膨張によって、コンクリートは剥離し事故につながり、鉄骨も錆によって強度が低下する。鉄自体を錆びないようにすることが必要です。これには鉄に他の金属を入れた合金を造ると効果がある。この耐候性鋼は、アメリカにて電線の鉄塔の防錆に費用がかかることから開発されてたといわれるが、近年鉄板に多く使われてきた。これは鋼に銅をいれると鋼の表面の錆は安定して鋼の内部に浸蝕しないため錆が進行しない。耐候性鋼に発生する錆は肉層の密着性のものと、外層のはがれやすいものとがあり、外層がとれれば安定した耐候性となる。
耐候性鋼
話題の記事
-
点数稼ぎに走るのは「なんか違う」
- インタビュー
- 技術を知る
2023.05.30
-
【髙松建設】「古来の技術と新たな発想を融合する」世界最古の企業”金剛組”再生でベスト・プロデュース賞を受賞
- インタビュー
2023.04.18
-
人と機械はどう補完? これからの橋梁点検
- インタビュー
- 技術を知る
2023.02.28
-
地場コンが無理やり「週休2日工事」を導入した結果
- 失敗を生かす
2023.02.24
-
職人が大激怒!現場監督として初めて担当した現場でトラブル発生…
- 失敗を生かす
2022.10.07
-
日ハム新球場は600億円、神宮球場は53万円? プロ野球12球団スタジアム建設費ランキング
- エトセトラ
2022.05.03