受変電設備とは、受電電力を負荷設備に適応した電圧に変換する電気工作物のほか、負荷設備の保護による内部事故の波及防止装置を指す。受変電設備の導入に際しては、負荷容量の大きさと管轄電力会社の規定により決定される。変電室の位置は負荷に近い位置とされるため、受変電設備は空調機械室に隣接して配置することが望ましく、エレベーターの台数が多い場合や、屋階に機械室がある場合には、2次変電室を屋階に設ける必要があるとされる(最も大きな負荷は空調機械室、次にエレベーター機械室とされる)。また、電源の引込みや大型機械の搬入/搬出に便利な外壁側に配置したり、室内に漏水しないように上階がトイレや浴室などの水回りとならないような配置が工夫される。
受変電設備
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